カレーランチ

7月19日は終業式、梅雨も明けて、いよいよ2024年の夏休みが始まりました。

子どもラボでは、今年も様々なイベントを企画していますが、第1弾は「カレーランチ会」です。

申し込みは50名以上、14畳の中央和室では座りきれず、隣の図書室にも分かれるほどの盛況でした。

運営担当は、朝早くから野菜をトントン、お米も9キロくらい炊くなど大わらわですが、無事に「いただきます」を迎えることができました。

例によって、子どもたちの食欲は凄まじく、3杯お代わりする子や、家では残し気味なのに、完食する子など続出し、準備したカレーがすっかりなくなりました。

ここから、子どもラボの夏休みがスタートです。

七夕

7日の七夕は、あいにく子どもラボがお休みの日曜日ですので、その前の5日の金曜日に「七夕寒天」を作って、みんなでおやつにいただきました。

運営スタッフのあいこちゃんとみいちゃんの共作です。

【七夕寒天】

・ブルー・ハワイ 200ml
・寒天22(2グラム×11)
・カルピスウォーター 1.5l×2
・砂糖500
・水400ml

①ブルー・ハワイとカルピスウォーター1本を鍋に入れ砂糖を煮溶かす。
②別の鍋に水と寒天を入れて沸騰させる。
③②に①を少しずつ入れて泡立て器で混ぜる。
④バットに冷たいカルピスウォーターと③を入れて混ぜる。
⑤冷蔵庫で冷やす

学童?

「夏休みの間だけでいいので、預かってもらえますか?」

夏休みが近づくと、こんなお問い合わせを何件かいただきます。

実際には、子どもラボは特別な事情がある方を除いて、新規受付はしていないので、お断りすることになるのですが、この問い合わせの内容に私たちはちょっと「モヤる」ところがあります。

それは、私たちの子どもラボの運営理念とちょっと違う内容だからです。

「夏休みの間だけ」

今の子どもたちは、小学校は休み時間が減り、異なる学年との交流の機会も減り、放課後は塾通いに追われて、友だちと遊ぶために予約が必要、遊び方も一緒に座って黙って、お互いのゲーム画面を見るということが増えてきています。

子どもラボは、学校とは異なる人間関係の中で様々なことを体験する場所です。
ですから、「いつもいる友だち」という環境が基本になります。

実際、異なる小学校、異なる学年の子どもたちが仲良く活動しています。

夏休みだけの参加では、その大切な新しい人間関係を作ることは難しいのです。

「預かってもらう」

私たちは、子どもたちを「預かっている」という感覚はありません。

子どもたちが自由に考え、活動する場所を提供し、「見守っている」だけです。

もちろん安全に対する配慮はしていますが、保護者には、「怪我をすることがあります」、「服や靴は汚れることがあります」とはっきり申し上げ、納得していただいた上で、利用いただいています。

「預かる」ということは「無事にお返しする」ことが最優先になり、結果的に子どもたちをルールや注意事項で縛ることになってしまうと思っています。

*親の都合

また、こんな問い合わせの裏には、どうしても「親の都合」が見えてしまいます。

私たちが目指しているのは、「子どもラボの運営理念に賛同していただき、そのような環境で、我が子を過ごさせたい」という保護者のお子さまに来ていただくことです。

私たちは、てらこやで元気に遊び、健やかに育つ子どもたちを見たいのです。

親の「助かった」という感謝の言葉が欲しいのではありません。

とはいえ、まだまだ情報発信が足りないことを反省させられる問い合わせでもあります。

いきものの影

先日、趣味で飼っているお父さまから、さらにメダカをいただきました。

早速、池に放しました。

夏休みが近づくにつれて、カブトムシやクワガタを連れてくる子どもや、家で育てていたカブトムシやクワガタの寄付の申し出も、時々いただきます。

また、今年はカナヘビの姿はまだ見えませんが、ダンゴムシは、もうすっかり子どもたちの遊び相手です。

ただ、見守りする私たちには、ちょっと苦手な部分もあるので、ルールを作り、保護者の皆様にお知らせしました。

「持ち込み禁止」にしないのが、てらこや流です。

スイカ

保護者の方から立派なスイカをいただきました。

早速、今日のおやつになりました。

スイカは種を自由に飛ばせるように、外で食べるのが「てらこや流」です。

小石をペイント

日差しが強い1日、外遊びも大変なので、庭で拾ってきた小石を綺麗に洗って、何かに見立ててペインティング。

子どもたちのイメージがひろがります。

きゅうりの丸かじり

もう夏を思わせる一日、きゅうりをたくさんいただいたので、今日のおやつは塩揉みにしたきゅうり一本の丸かじりでした。

暑い日差しの中を下校してきた子どもたちは、丸ごと一本のおやつにちょっとびっくりしていましたが、そのひんやりした食感と程よい塩味に、ペロリと平らげていました。

家ではきゅうりを食べない子も、てらこやではみんなと一緒に食べてしまいます。
迎えにきたお母さんは、びっくりでした。

そんなことも時々起きる子どもラボです。

誕生日

子どもラボでは、必要に応じて重要なことを話し合うために運営スタッフで「理事会」を開きます。

先日は、夏休み中の計画についての話し合いをしました。
盛りだくさんの内容でしたが、それはおいおいお知らせするとして、たまたまスタッフの一人の誕生日でした。

子どもたちが下校してくるまでの間の慌ただしい打ち合わせでしたので、みんなでケーキをいただいただけでしたが、心がこもってた温かい機会だったことは、写真から伝わるでしょうか?

こんなチームで、子どもラボは運営されています。

お店やさんクラブが始まりました

新年度から始まった子どもラボのクラブ活動、新しく「お店やさんクラブ」が始まりました。

3〜4人のグループに分かれて、8月に予定されている「てらこや縁日」での出店を目指します。

「お店やさん」の企画・運営を通じて、住んでいる地域、経済の簡単な仕組みを知るとともに、仲間で相談しながら意見をまとめていく方法を学ぶ活動です。

1回目の24日は、事前にご家族と一緒に行なった「まち探検」で見つけたお店の発表と分類、それを通じての自分たちのお店屋さんの企画相談を行いました。

調べてきたお店を、モノを売る店と、そうでない店に分け、モノを売らない店はお客様が何に対してお金を払っているかなど、色々と意見を出し合いました。

また、相談の時は、否定的な意見は言わないことなど、基本テクなルールを確認しました。

5月最終水曜日は、自分たちも企画したお店の詳細、設定価格の範囲などさらに議論を深める予定です。